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ウォシュレットとは

はじめに

公衆トイレなどにほとんどつけられるようになったウォッシュレットですが、その起源や特徴などはよく知られていません。ここではウォッシュレットの基本的な内容をご紹介します。

ウォシュレットはTOTOから生まれた

ウォッシュレットはTOTOが販売している温水洗浄便座のことを言います。INAXが販売している洗浄便座はシャワートイレという商品名ですが、それらもまとめてウォッシュレットと呼ばれています。
ウォッシュレットは1960年代にアメリカから輸入され、徐々に日本に広まっていきました。もともとは病院や福祉施設にしか導入されていない設備でした。日本人の特性に合わせた家庭用ウォッシュレットをTOTOが販売を開始したことで、徐々に公衆トイレや家庭にもウォッシュレットが広まっていきました。ウォッシュレット発売開始から現在までの販売台数は3000万台を突破しています。家庭での普及率も70%を超えているほどになっています。

ウォッシュレットの主な機能

ウォッシュレットには様々な機能が備え付けられています。洗浄機能はもちろんのこと、暖房便座機能や着座センサー、ふたのオート開閉、オート洗浄、消臭・方向機能などが付いています。女性が使用するビデ洗浄や、環境に配慮した省エネ機能が付いているものもあります。これらの機能は商品によって違い、用途に合わせて適切なウォッシュレットを選ぶ必要があります。以前はウォッシュレットを装備するには便座を交換しなければいけませんでしたが、ウォッシュレットがトイレと一体型になった商品も販売されています。また普及率の増加に伴って、家庭用だけでなく公共施設用、オフィス用、ホテル用などの様々な種類のウォッシュレットが登場しました。

おわりに

ウォッシュレットは日本人の特性に応用工夫して開発され、それによってここまで普及して来ました。これからもニーズに合わせて様々なウォッシュレットが販売されます。快適にウォッシュレットを使用するためにも、これからのウォッシュレット商品に関心を持ったほうが良いかもしれません。