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スッポン(ラバーカップ)の効果的な使い方

はじめに

ラバーカップとは、トイレの詰まりを解消するときによく使われる道具です。よくスッポンとも呼ばれ、一家に1つはある道具となっています。トイレがつまってしまった時、このラバーカップをうまく使わないとつまりが解消できません。ラバーカップを使用するときのポイントがあるので、覚えておきましょう。

ラバーカップのしくみ

ラバーカップの役目は、水を吸引することにあります。吸引力でつまりの原因をずらし、水が流れるようにしてくれます。その時に、どれだけラバーカップの中を真空状態にできるかがポイントとなります。カップ部分に空気が入っていては、ラバーカップの力を存分に発揮できないことになります。このポイントを押さえて使用するには、カップの周りを水で満たしておくことが必要です。トイレの状態によっては水位が下がっていることがありますが、ラバーカップを使用するときには水を補充して、ラバーカップ内を真空状態にしなければいけません。

使用する場所によってラバーカップの形状は異なる

ラバーカップはトイレで使用するイメージしかありませんが、洗面台や排水溝に利用するものもあり、それらは一般用のラバーカップと呼ばれています。トイレ用のラバーカップとは形状が異なるので、使う場所に合ったラバーカップを使うようにしましょう。その場所に合わないラバーカップを使うと、空気が入って効果を発揮できなくなります。

ラバーカップの押し込み方

ラバーカップを実際に使用するときの一番のポイントは、ゆっくり押して、一気に引っ張ることです。それで解消できない場合は早く押して、ゆっくり引くという緩急をつけることで、詰まりを取ることができます。つまりの原因に様々な圧力をかけることでつまりが取れやすくなるので、一定のリズムで押し引きするのではなく、様々な方法で押し引きすることがポイントです。

おわりに

ラバーカップの構造や修理、使い方を知ることで、今まで業者に頼んでいたようなつまりを自分の力で解消することができます。業者に連絡する前に、まずはラバーカップでつまりを取り除く努力をした方が良いでしょう。