蛇口や分岐水栓の寿命(耐用年数)は?
はじめに
毎日使用している蛇口にも寿命と言うものがあります。しかしその寿命も、使用回数か使用環境によって大きな幅があります。では、どのような要因が蛇口の寿命に関わるのでしょうか。
蛇口の寿命を縮める要因
1、金属の腐食や錆つき
金属製のものは徐々に腐食していき、これを避けることはできません。製造しておよそ10年経つと腐食が進行し、穴があいたり水漏れを引き起こしてしまいます。そうなってしまうと腐食した部分を取り換えなくてはいけません。
2、ネジの摩耗
蛇口本体に付けられているネジが摩耗することで補修ができなくなり交換の対象となります。動くネジだけの問題ですが、これも防ぐことができない現象です。
3、補修ができない箇所の故障
蛇口本体が破損してしまったり、溶接された部分から水漏れが起こった場合は、補修ができず蛇口ごと交換となります。補修がしにくい部分を無理に修理すると、交換費以上のお金がかかってしまうのでお勧めできません。
4、交換費用が3万以上になる
故障した蛇口の修理費が3万円以上なら新しいものに交換した方が安いです。このようなときの蛇口多数の部品がボロボロになっている場合が考えられます。
5、15年以上使用している
15年も使用した蛇口は、いつ壊れてもおかしくないような状態となっています。実際に15年使用した蛇口を分解してみると、蛇口としての機能は果たしていても各部品が老朽化して錆びついています。できれば古い蛇口から直接水は飲まない方が良いでしょう。
おわりに
蛇口は10年も手が良い方だと言われています。もしご家庭に10年以上使用している蛇口があるならば、故障することを覚悟の上で使用した方が良いでしょう。古い蛇口は衛生的にも良くないことがあるので、気になる方は水質検査などをして、蛇口内部の状況を調べてみてはいかがでしょうか。